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京都・初夏~盛夏 ②

cherry もう八月が終わろうとしているのに相変わらず残暑が厳しいですね。
各地で大雨や長雨が続いて農作物の出来に影響が出始めているようで…
鍋物野菜、どうか値上がりしませんようにweep

さて話はまだ5月です。京都二日目は二条城へと向かいました。
修学旅行で訪れて以来なのでほとんど記憶にありません。
今年は徳川幕府終焉・大政奉還(1867年)から150年に当たりますので、じっくりと見学してみたいと思いました。

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重要文化財の「東大手門」から入城します。

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これも重要文化財。豪華絢爛の「唐門」をくぐって「二の丸御殿」へと進みます。

国宝・二の丸御殿内は撮影できません。
折角なので音声ガイドを利用して各部屋、廊下などを見学しました。
障壁画や天井絵、廊下の板戸など各部屋で趣向が違います。
大広間には大政奉還の場面が再現されています。
最後の将軍・慶喜さん、あまり苦悩してるような顔じゃなかったですけどね┐(´-`)┌

障壁画などを恒久的に保存するために、築城400年を記念して、収蔵館が平成16年に完成しました。そちらの展示も見てきました。
二の丸御殿の一番最初の間は「遠侍」という場所で、警護の武士たちが詰めている座敷です。ここの障壁画が「竹林群豹虎図」なのですが、何故虎と豹が一緒に描かれているのか?
実物の虎や豹を見たことのない当時の画家たちは、虎の雌は豹だと思っていたとか…。
狩野派の重鎮が描いているので、同じような構図が各地にあるそうです。

二の丸御殿を出ると本丸御殿へと続いているのですが内部は公開はされていません。
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二の丸庭園を見ながら進みます。
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大広間や黒書院、行幸御殿の三方向から鑑賞できるようになっているそうです。


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広大な敷地の中を歩いて歩いて…
本丸庭園の一角に天守閣跡があります。
石垣だけが残っている天守台に上がってみると


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本丸御殿(右)が見えます。
遠くの山は比叡山だと思います。
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「中仕切り門」を振り返って見ています。人がいない時をねらってるんですけど…
おばさんの右側が「清流園」というお庭です。

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中央の建物は「香雲亭」
京都にあった「旧角倉了以邸」の建物、庭石が移築されていますが、昭和40年の完成ということなので新しいのですね。
芝生が広がる和洋折衷の庭園です。

折角なので修復記念特別公開中の「東大手門」と「東南隅櫓」も見学してきました。
まだ足場が組んでありますが…(東大手門は1枚目の写真です)
展示されているのは瓦や釘隠しなど、
小窓から外を見たりできます。
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小型シャチホコ。

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特別公開、国宝・二の丸御殿の飾り金具
(大広間に使われていた釘隠し)
東南隅櫓にも上って見ました。
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中は武器庫だった様子がよくわかります。

係の方が唐門の金具の秘密をそっと教えてくださいましたので写真を撮ってみました。
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黒地の中に千鳥が一羽。ここだけにあるそうです。
金工細工の職人さんの心意気なのでしょうか?

二条城から一旦京都駅に戻り、軽めの昼食を取って(何を食べたかすっかり忘れてる^^;)
午後から、国立博物館へ向かいました。
旧舘は120年前に建てられた洋風建築。

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帝国博物館だったころの趣がそのままです。

今回はこちらではなくて「平成知新館」という新しい建物で開催された特別展を見ました。

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海北友松(かいほう ゆうしょう)展 何者??

(パンフレットの解説より抜粋)
近江・浅井家に仕えた父や兄を戦で次々と失い、刀を絵筆に持ち替えて戦国の世を生き抜いた海北友松は、狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。
明智光秀の重臣・斎藤利三(春日の局の父)と親しかったため、本能寺の変後、秀吉によって処刑された利三の遺骸を力ずくで奪って、京都の真如堂に手厚く葬ったという逸話があります。
京都でしか見られない特別展なのでものすごい人出でした。
背中越しに見た絵は前日建仁寺で見た物と変わりません。もちろん本物だけど…
絵の数も人も多くてちょっと疲れました。

休憩~~
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抹茶ラテと小豆ゴロゴロ羊羹。
ラテのデコレーションは京都国博のマスコット「トラりん」なんだけど…わかりにくい^^;

京都国立博物館の目の前には「三十三間堂」があります。
修学旅行でも来たし、旅行でも来たので素通りしちゃおうかなって思いましたが、時間があったので行ってみました。
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国宝「蓮華王院三十三間堂」

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この横長い本堂の中に1001体の「十一面千手千眼観音像」が並んでいます。
中央の巨像を中心に左右に500体ずつ、国宝・重要文化財の仏像が圧巻の量で迫ってきます。
子どもの時は余りの量に気持ち悪いと感じたのですが、改めて拝見したらその凄さに感動してしまいました。正面よりも横からの眺めが壮観でした。

三十三間堂といえば「通し矢」が有名です。
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こちらが通し矢の行われる西庭。(障子のあった方の裏側)

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軒下の距離は約120m、当然まっすぐに飛ばない矢も出てくるので柱や庇には傷がつきます。庇護の鉄板が残っているそうです。

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昔は命がけの1昼夜打ちっぱなし競技もありましたが、今では成人を迎えた女性達が晴れ着姿で行う、華やかな正月風景としてよくニュースなどで紹介されています。

本堂には通し矢に因む絵馬もたくさん掲げられていました。

お庭もあります。
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この日はまだ5月半ば、芍薬が咲いていました。
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鮮やかな濃い桃色。おばさん、負けちゃいますね^^;
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白も素敵です。
牡丹の花より小さいけれど、咲いてる期間は少し長くて、切り花でも楽しめますね。

京都駅に戻って、漬物屋さんで夕食。
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漬物やおかずは好きなだけお皿に取れますので、麦汁が進んじゃいますね^^

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店頭の羽釜で炊いたご飯と西京味噌漬けのお魚のセット。
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こちらは若鶏の卵とじ(親子どんぶりが分かれているような物ですね)

前年、大原から帰る途中で寄りたかったお店が京都駅にもあったのでした。

お土産は当然こちらのお漬物、生八つ橋etc.

8月にまた行くことになるとは、この時は思いもしませんでした…

                 盛夏へつづく
  土産はもらえなかった・こまち &洋子

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京都・初夏~盛夏 ①

bullettrain 8月になりました。もう立秋は過ぎましたが相変わらずの酷暑続き。変な台風のおかげで竜巻なんか発生しちゃって、ここ豊橋は全国ニュースに載りました。

幸いうちは何の被害もありませんでしたが、いろいろご心配をおかけしてすみませんでした。
本当に被害に遭われた方へ心よりお見舞い申し上げます。

近所の田んぼではもう稲刈りが済んですっかり秋の色になっていますが、残暑が厳しくてのんびり散歩もできません。

真夏になる前。5月の半ばと、8月の初めに京都へ行ってきました。
長くなるかもしれませんので、お休みの間に時々ご覧いただけたら幸いです。

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大谷祖廟
浄土真宗のお墓があるところです。毎年来ることになっちゃいました。

葵祭りの日だったので京都の街は賑やかでした(いつでも賑やかですけど…)
四条の通りを少し行くと「建仁寺」というお寺があります。

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建仁寺には俵屋宗達の「風神雷神図屛風」があったのですが、現在は国立博物館に行ってます。

この日は本堂で法事があったらしく、入場ができる時間まで少し待たねばなりませんでした。
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無料で見られる場所をウロウロ

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摩利支天堂には大きな猪が…
亥年生まれの守り本尊だそうです。


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山門も立派です。
建仁寺はこの辺り一帯にいくつも塔頭があった大きなお寺でしたからね。

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黄色のアヤメ?カキツバタ? 湿地に咲くのはカキツバタですが…
いずれがアヤメかカキツバタ…と言われるように区別がつきにくい。
暑くなって来てトイレを探してウロウロしているうちにようやく開場となりました。

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修学旅行生もぞろぞろやってきます。

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建仁寺内は全て撮影OK
(複製画が多いからでしょうか?)
風神雷神図屛風の複製なんだけど、ガラス越しなのでうまく映りません><

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鮮やかな色彩の襖絵。染色作家の鳥羽美花さんの作品
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型染め手法で描かれた水辺が美しい


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[海北友松] ってよく知らなかったのだけれど、日曜美術館で取り上げられてたので
国立博物館へ本物を見に行くことにしました。

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複製です。
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こちらも複製なので撮影OK
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博物館で本物を見るのが楽しみですが、このように部屋の襖絵として見たほうが実感がありますね。
海北友松は江戸時代の画家で特にこの雲龍図は迫力があります。

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この龍の天井画は2002年、[小泉淳作]が描いたものです。
法堂の天井は80畳もあるそうです。
比べてみると、現代作家の龍はちょっと可愛いというか、ひょうきんな感じがします。
目なんだよね~。
建仁寺は京都最古の禅寺で、開山禅師栄西が中国から茶種を持ち帰り、喫茶の法を伝えたことでも知られています。

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茶室もあります。「東陽坊」の裏手

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庭の所々にこんな黒い縄が十文字に掛かった石が置かれています。
これは「止め石」と言われるもの。ここから先は立ち入り禁止という意味で置かれています。赤いコーンじゃ風情がないですものね^^;


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庭の緑が美しい。

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石庭もいいですね
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砂紋を入れる熊手のようなもの。名前がわかりませんがこれであの模様をつけているのですね。重そうだな…

庭も拝見したので建仁寺から出ようとしたら、下駄箱に入れてあった同行者の靴がないっ!
二人分並べて置いたのに、一人分ありません。
間違われたとしても、それらしいサイズ、色の似ているような靴は他に見当たりません。
受付の方に報告して、庭履きのサンダルを貸していただきました。

仕方ないので四条にあるデパートへ靴を買いに行きました。
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京都南座は耐震工事中。

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祇園の花見小路をささっと横切ったネズミ君。
お茶屋さんのおこぼれなんかを食べているのかな?

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暑かったのでデパートでやっていた大九州展で「しろくまアイス」←かき氷だった^^;
を食べました。
フワフワのかき氷にフルーツがいっぱい。小さいサイズだったけどお腹いっぱいになりました。
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「ひよこの家族」を実演販売していて、京都なのにと思いながら一家族買っちゃいました。
お昼ご飯?もちろん食べましたよ。
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軽くお蕎麦です。桜エビが旬ですけど、静岡で食べたほうが…
上品なお味、量も少なめでした(それでいいのだ)

建仁寺で靴がなくなるし、私はお墓詣りしたお寺に数珠を置き忘れてきてしまうし、ちょっと残念な一日目。3つ目の災いがないといいのですが…
                               つづく

5月のことはすっかり忘れている・こまちdog & 記憶の糸が切れそうな洋子

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