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2020年3月 5日 (木)

弁当も傘も忘れずに北陸へ~1

3月になりました。春の嵐ならぬコロナ風(風邪?)が吹き荒れていますできることをしっかりやって余計なデマに惑わされず嵐が収まるのを待っているしかないですね
あまりお出かけもできそうにないので去年の旅日記でもゆっくり書くといたしましょう

12月の初めにちょっと北陸へ行ってきました
待ち合わせは京都駅0番ホーム。
北陸へ行くなら米原から特急に乗ればいいのだけれど、グループ旅行に混ぜてもらったので京都から出発です。
北陸2019-1-01
京都駅0番ホーム!
ここってクイズに出てきたところだ。(日本一長いホームで0番と30番合わせて558mもあります)

北陸2019-1-02
特急「サンダーバード号」に乗ります。サンダーバードって人形劇のスーパーメカを思い出しちゃうよね。
京都駅からノンストップで福井駅へ約1時間20分で着いちゃいました。まだ10時半。

北陸2019-1-03
まず向かったのは永平寺。曹洞宗・大本山です。鎌倉時代、道元によって開かれた座禅修行の道場です。
「永平寺・龍門」ここから入山するのですが、右の石柱には「杓底一残水(しゃくていのいちざんすい)」左には「汲流千億人(ながれをくむせんおくのひと)」と五言絶句の一部が刻まれています。
道元は仏さまに供える水を川から汲む時、ひしゃくに残った水を必ず元の川へ戻したそうです。道元の「半杓の水恩」という故事を元に永平寺第73世貫主・熊澤泰禅禅師が作った漢詩です。

北陸2019-1-04
龍吐水。永平寺川に注いでいます

北陸2019-1-05
永平寺川は豊かな水量。北陸は雨が多いし、冬には雪どけ水も流れてきますね。まだ雪の季節ではなかったのですが雨は時々ふりました

では内部を見学しましょう。
撮影はOKですがお坊さんは修行中なのでカメラを向けてはいけません廊下ですれ違った修行僧の足元を見ましたら素足にスリッパでした冷えてますよ~

北陸2019-1-06
「傘松閣」の天井絵が有名です。156畳敷きの大広間の天井に、144名の有名画家の描いた230枚の花鳥画がはめ込まれています。

北陸2019-1-07
どれが誰の絵かは永平寺の冊子を買えばわかったでしょうけど…
知ってる名前は伊東深水と川合玉堂くらいかな?花の絵が多いのですが、5種の生き物が描かれているのを見つけるといいことがあるのだそうです


北陸2019-1-08
七堂伽藍の建物は長い廊下でつながっていますが、山の傾斜地に建てられているので緩い坂になっていたり階段があります
上ってはいけない階段もありました。


北陸2019-1-09
「大庫院の構造模型」地下1階、地上4階の木造建築。昭和5年に改築されています。1階には食事を司る典座寮があります。
食事も大切なお勤めですから作る側も食べる側にも作法があります。禅寺の食事といえばおかゆと漬物。永平寺では漬物もお寺で漬けています。

北陸2019-1-10
廊下に大きなすりこ木が架けられていました。長さ4mもあります。黒く塗られていたのですが、ご利益を得ようと大勢の人が触るので木目が出てしまっています。
ご利益は料理上手になる…でしたっけ?

北陸2019-1-11
祠堂殿、舎利殿の入り口にかかっている大数珠。全国の信者さんの寄進で作られたそうで長さ18m、重さ250kgもあります。
お堂の中には一般の方のお位牌が県別にまとまって並んでいます。永平寺では檀家さんがいないのですが、宗派を問わず納骨や供養を受け付けてくれ、こちらの祠堂殿で毎日法要のお勤めが行われています。

北陸2019-1-12
法堂(はっとう)の内部。住持の説法や朝課などが行われるところです。明け方の座禅が終わるとここで朝のお経があげられます。中央の階段下には一対の白い獅子が配されています。380畳もある広いお堂の中で修行僧たちの一糸乱れぬ読経の声を聞いてみたいものですね

北陸2019-1-13
長い廊下を歩いて庭が見える場所に出ました。

北陸2019-1-14
「中雀門」あの門の向こうに少し見えているのが山門です。七堂伽藍の建物で最も古いものです。修行僧が毎日楼上に登ってお経をあげているそうです。

北陸2019-1-15
いくつもの回廊で結ばれたお堂を見ましたがとても静かで落ち着く場所です。信者でなくても様々な体験ができます。
道元は「只管打坐(しかんたざ)」邪念を交えずひたすらに座れと説きました。煩わしいデマなどに惑わされないためにも心を無にする時間があってもいいような気がしました。一泊して座禅、朝課を拝聴、精進料理をいただくなんてどうでしょう?

そんなこんなで心よりもお腹が空っぽになっています
越前といえばそば処。美味しい蕎麦屋さんへ
北陸2019-1-16
「けんぞう蕎麦」大根のしぼり汁に少したれを加えていただく十割蕎麦。とろろ汁のたれもあります。薬味はネギと花かつお。

北陸2019-1-17
五号蕎麦から始めて、6人でどんだけ食べたのっていうくらいお代わりしました
硬めの蕎麦に大根の辛味がよく合います。蕎麦のほかには蕎麦茶の香りが香ばしいソフトクリームとプリンがありました。もちろんデザートにいただきました。
人気店なのでいつも満員御礼開店時間が短いので行かれる際は確認してくださいね

蕎麦よりもそうめんが好き~こまち &洋子
iine
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コメント

前に行ったとき、瓦の寄進をしてたような・・・
京都の寺院よりも重厚な感じを受けました
いかにも 雪国 なんちゃって m(__)m

投稿: 酒が好き | 2020年3月 5日 (木) 19時45分

⛄ 酒が好きさん、こんにちは
瓦の志納ありましたよ。雪が多いところだから瓦の取り換えも大変そうです。雪景色の永平寺も見てみたいですね。

投稿: ばんび | 2020年3月 6日 (金) 14時44分

永平寺には2回行っています。
とっても荘厳な雰囲気があって良いお寺ですね。
永平寺の近くと言っても車で30分の所に、
そんなに観光化していない・・・
名前を忘れていますが、大きなお寺があります。
そこも良いお寺でした。

投稿: マーチャン | 2020年3月 7日 (土) 10時04分

🏠 マーチャンさん、こんにちは
実家が曹洞宗なので行ってみたいと思ってて、やっと行くことができました。座禅も写経もできそうもないですが、お堂に入ると気持ちがしゃきっとしますね。

投稿: ばんび | 2020年3月 7日 (土) 14時14分

こんにちは

永平寺には大学の時(bell母さんとこと同じ大学です)、単位取得のため合宿いたしました。
朝の4時半から座禅です^^;食事もずっと精進料理
帰りにバスの中で飲んだビールの味は忘れられません

天井の花鳥画などその時は全く気にしてませんでした
流石は博識のばんびさん、勉強になります。

確かにおそばおいしいですね、十割そばの味は
ここで覚えました。ちなみにおそばもうどんも
好物です^^

投稿: domi | 2020年3月 7日 (土) 15時19分

へえー、北陸は行った事無いですね。観光では。
金沢すら行った事が無い。

元・御朱印ガールのばんびさんだから、お寺や神社は興味津々でしょうか。
特大すりこぎを眺める点検おばさん、ホームに立つ姿もそうですが、丁度人の大きさになるように写ってますね。さすが芸が細かい。(^^)v
やっぱり旅は良いですなあ~。

投稿: ハル | 2020年3月 7日 (土) 15時21分

🏫 domiさん、こんにちは
あれま、同じ地域にいらっしゃったんですね。目の前の高校に通ってました^^;単位取得に永平寺とはびっくりです。外国人に人気の禅ですが、京都のお寺に比べたら人が少なくてゆっくり見学できました。予習していかなかったので恥ずかしいです。蕎麦のほかに天ぷらとか出ると嬉しかったのですが、蕎麦に徹したお店でした^^;

投稿: ばんび | 2020年3月 8日 (日) 15時09分

🚄 ハルさん、こんにちは
昨年の台風・豪雨で北陸新幹線が長いこと止ってましたが12月には復旧してました。でもこちらからだと利用するのは勿体ない。東京から乗らないとダメですね。早く工事が進まないかしら。
おばさんの人形は20cm位なんですが、スマホで写すとと遠景がボケちゃいます~><

投稿: ばんび | 2020年3月 8日 (日) 15時14分

ばんびさん、こんにちわ~
知人が永平寺の修行僧がイケメンだらけだったと申しておりました。邪念すぎて私は行く資格がありませ~ん(笑)チョロ

投稿: チョロ | 2020年3月29日 (日) 10時04分

🚄 チョロさん、こんにちは~
修行僧のかたまりに会っていればイケメンの方発見できたかもしれません。足元を見たら素足だったので、震えあがってお顔までははっきり見てなかったかも^^;

投稿: ばんび | 2020年3月29日 (日) 14時33分

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