受賞しました!!

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  仙人の知恵袋”が、11月25日、引佐人形劇まつりにおいて、日本人形劇大賞の銀賞を受賞しました。一等賞の金賞は百鬼どんどろさん、ばんびと人形劇団京芸さんで銀賞を分け合いました。苦節19年の幾田は感涙にむせび、新人類の本田は、前日からのぎっくり腰にうめいておりましたが、見て下さい、この晴れ姿!!およそ賞というものに縁のない私達でしたが、こんなに嬉しかったことは初めてです。これからも、ますます磨きをかけて、たくさんの人 達に見ていただけるようがんばります。年々上演数が減ってきて、とても苦しい現状です。これを機に上演が増えるDsc01587_2といいなあ。

 余談ですが、本田は、この晴れがましい日に、ぎっくり腰にはなるわ、財布をなくすわ(免許証、保険証、カード、現金入り)携帯電話は壊れるわ、という散々な目に遭いました。泣いたり笑ったり、まさに天国から奈落の底に突き落とされたような劇的な一日でした。

トロフィを見て“わしも欲しかった”とつぶやく昨年の人形

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デンマークの人形劇

 先日、中人協(中部専門人形劇団協議会)の勉強会、ということで「人形劇団むすび座」のアトリエでデンマークの人形劇『星のおくりもの』をみてきました。乳児向けの人形劇という話は聞いていたのですが、実際は2〜4歳が対象ということでした。どんな作品だったかというと、まず30人限定!円形に仕切られた幕の中に観客と、演者が1人。観客で半分が埋まるくらいの広さだったので、とても近いんです。その中で、詩的な世界を小さな窓からのぞいていって、時にはその窓から何かが飛び出したり、窓同士を人形が行き来したり。その「窓」というのが全て星型をしていて、その中に例えば、海や、男の子の家があるんです。演者、マリアンさんの言葉はほんとに最低限で、語り部、というよりは、世界をつなぐ案内人。とても静かで、温かい、絵本の世界にふれているような人形劇でした。乳児を対象にするならば、意味のはっきりした、所謂「お芝居」よりも受け入れられやすいのではないかと思います。
 日本ではみないタイプの人形劇だったし、技術や仕掛けにも工夫がなされていて(スピーカーはおそらく10個以上使っていて、しかも音響、照明はパソコン制御!)とても刺激を受けた勉強会でした。                             
                         誠

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卒業公演を観て

 先週の土曜日(17日)、香川県にあります、とらまる人形劇研究所付属・人形劇学校パペットアーク、第三期生の卒業公演に行って来ました。演目は中島敦の「山月記」を題材に『うちなる山月記』。卒業生四人による、若いエネルギッシュなステージが繰り広げられました。物語は各パートに分かれて一人が朗読、他の三人が登場人物の心理状態を趣向を凝らして表現するというスタイルで、微妙な心理描写という難しい題材にもかかわらず、劇場をフルに使っての大人向けの作品はとても見ごたえがありました。

 二年間の集大成としてのこの公演は、彼等にとって貴重な体験だったと思います。稽古や製作の中での他人との衝突、求められる演技に応えられない自身の未熟さ、限られた時間との戦い等々、苦悩の連続だったと想像します。しかし、この体験は彼等にとって血となり肉となるのです。《人形劇》という世界に飛び込む以上、さらなる未来に向けて旅立ち、若い世代が入らない人形劇界の希望の光として、これからも活躍してくれることを願っています。この道の先輩として、彼等に負けないようにオバサンの私も頑張るぞー!  

                            幾田 美恵子

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